あの日をポケットにしまって

恋愛(その他)

一 織/著
あの日をポケットにしまって
作品番号
1676889
最終更新
2022/09/29
総文字数
6,477
ページ数
15ページ
ステータス
完結
PV数
408
いいね数
0



君との思い出を

悲しいものしたくないから


ポケットにあの日をしまった



「俺んちくる?」



居場所がなかったあたしに



「……お誘い?」

「…ちげぇし」


「俺もいくとこないから」



あったかいココアと

愛をくれた男の子


言ったことないんだけど



『なに聞いてんの?』



あたしが音楽を聞いてるとイヤホンをとって



『…俺ここにいんのに』



すこし拗ねちゃうところ

可愛いと思ってました



『幸せな思い出をありがとう』



あたしも

君と幼なじみで幸せでした。


あらすじ
きっかけはほんの些細なことだった。「未咲はいないの?幼なじみ」親友の夏奈に言われてなんとなく教室を見回していた未咲は、窓側の一番後ろの席に座る男の子に目が留まる。今まで気にしたことなんてなかったけれど、彼はたしかに保育園の頃からずっと一緒にいる、未咲にとって幼なじみと呼べる人だった。話したことなんてないはずなのに、気になる。ある日勇気を出して声をかけた未咲は、忘れていた記憶を思い出す―

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