お前がいないとダメなんだ



 無人島…?


「なんで?」


「だってどこに逃げたって人はいるんだし。人がいるってことはゾンビもいるってことだろ?…それなら誰もいない無人島しかないじゃん」


 それは、一理ある。


 確かにどこに逃げたって、世界中ゾンビだらけだ。


 それなら人のいない無人島に行くのが妥当だろう。


「そっか、キミは無人島に行くんだね。…じゃあ私はどうしようかな」


 無人島は、ちょっとな。


 山の上とかは?


「何言ってんの。お前も俺と無人島来んの」


「…え、私も?」


 彼からそんなことを言われて、私はポカンとする。