君の腕にすがって、ボロボロと泣いた。

とっくに涙なんて枯れてしまったと思ったのに。


僕は、普通ではなくなってしまった。

普通に生きる君とは、一緒に居てはいけないと思うのに。


ーーどうしても、今だけは君のぬくもりに包まれていたかった。


君は、僕の涙が落ち着くまで抱きしめていてくれた。

そして、君がノートに書き記したのは…。