あなたの顔が見られないまま、半年が過ぎた。

もうすぐで、五年生になる。


学校には行けなくても、少しずつ外に出るようになった。

あなたとよく遊んだ公園や、あなたと歩いた土手とか。


あなたはよく水切りをして楽しんでたね。

平たくて、よく飛ぶ石を一生懸命探して。


遠くまで飛ばせたら、私にどう?すごいでしょって自慢して。