小さい手。
だけどちゃんと俺の手を握ってるあたり可愛くて。
俺も酔ってるかも。
屋上に行けば、心地いい風がした。
「わぁ……広い」
「別荘だからなー」
山を登ってきたから、景色も綺麗だし。
目をキラキラさせる叶恋ちゃん可愛いまじで。
「……あんなキラキラしてるのに、私だけ時間が止まってるみたい」
「え?」
寂しそうに街の景色を見る叶恋。
「なんでもない」
キラキラした所……か。
俺も叶恋くらいの歳の頃はそう思ってた。
ちょうど組に入ったばっかで。
なんで世はキラキラ輝いてんのに、俺だけ真っ黒で汚いんだろって。
だけどちゃんと俺の手を握ってるあたり可愛くて。
俺も酔ってるかも。
屋上に行けば、心地いい風がした。
「わぁ……広い」
「別荘だからなー」
山を登ってきたから、景色も綺麗だし。
目をキラキラさせる叶恋ちゃん可愛いまじで。
「……あんなキラキラしてるのに、私だけ時間が止まってるみたい」
「え?」
寂しそうに街の景色を見る叶恋。
「なんでもない」
キラキラした所……か。
俺も叶恋くらいの歳の頃はそう思ってた。
ちょうど組に入ったばっかで。
なんで世はキラキラ輝いてんのに、俺だけ真っ黒で汚いんだろって。

