……え?

「おい……俺の女になにしてんだてめぇ!」

「虎……っ!やっぱ来たじゃねぇか!」

嘘、ドア蹴飛ばした……。

「おい虎!俺ら蝶羽組はお前をぶっ殺す!」

「その言葉、そのまんまお前に返してやるよ」

「はぁ?ふざけっ……」

蝶羽組の組長から銃を蹴りあげて、光の速さで倒していく。

こんな強いの?こいつ……。

いや、それよりなんで……なんでここにいるの?

「あーあ……気絶しちまった」

はぁ、とため息をつきながらネクタイを緩めて私に近寄ってきた。

「……叶恋ちゃん、大丈夫?」

「なん、で……助けてくれたの」

「助けに来るよそりゃ」