お隣のヤクザに要注意Ⅰ

我慢していた涙が零れてた。

「小っ恥ずかしくて遠回しになったけど、もっかいちゃんと言わせて。ほんとは今すぐにでも式を挙げてドレス着せたいんだけどさ……」

「っ……う、ひっく……」

箱を開けて、指輪を取り出して叶恋の右手をそっと掴んだ。

「俺と結婚してください」

「羅虎……っ」

「まだキスしかしてないで結婚とかあれかもだけど」

その瞬間、場が凍った。

「えっ……はぁ!?あの虎さんが、キス止まり!?」

「えぇまじかよっ……」

お前らなぁ……。

「羅虎どんだけ遊んでたの」

「はぁー……過去の俺ぶん殴りてぇ」

つーか、