お隣のヤクザに要注意Ⅰ

遠回しなプロポーズを受け入れてくれた彼女。

ほんっと、愛しくてたまんない。

「叶恋」

「ん……」

「この前は遠回しな言葉しかあげれなかったから、ちゃんと用意してきた」

「用意?」

スーツのポケットから、小さな箱を取り出した。

「えぇ、虎さん!まさかっ……!!」

「マジか!!俺ら目の前で見れちゃうの!?」

「やべぇ!!」

「虎はキザだなぁー」

「ったく……呑気な男ね」

なんて呆れたり騒がしい奴ら。

シュウさんと組長は微笑みながら見守ってくれてる。

肝心な叶恋ちゃんは……。

「っ……」