お隣のヤクザに要注意Ⅰ

「あざっす」

つーか、高校3年生で酒飲んでたのかよ。

普通の女の子が酒飲むわけがなかった。

そっか、そうだったんだ。

だからヤクザが嫌いで、あんな寂しそうで。

全部辻褄が合った。

アパートについて、叶恋ちゃんの部屋のインターフォンを鳴らす。

──ピンポーン♪ピンポーン♪

「……出ねぇな」

スマホを見れば、もう12時半。

さすがにもう寝ちまったか……?

「……なにしてんの?私の家の前で」

「っ……」

横を見れば、コンビニの袋を持った叶恋ちゃんが。

って、また酒かよ。

「話があってさ」