お隣のヤクザに要注意Ⅰ

「花園叶恋、立花学園高等部3年。誕生日1月23日。血液型はA型。そして……」

そして?

シュウさんを見れば、目を見開いていた。

「“death”に雇われてる……殺し屋だ」

「……deathって、あの?叶恋ちゃんが?」

deathは、俺ら白銀組の傘下。

訳すと死神で、白銀組が依頼した人を消してくれている集団。

「おい虎!どうすんだよ」

「っ……放っとくわけねぇだろ」

俺は立ち上がって、叶恋ちゃんのもとに行こうとした。

が。

「虎」

組長に呼び止められて振り向けば、鍵を渡されて。

あ、車の鍵……忘れてた。

「好きなようにしろ。特別だぞ」