っでも、そんなことしたら羅虎の名前が……。
「いや、いい。俺が取ってくる」
羅虎は立ち上がると、力のない足取りで歩いて行く。
しばらくすると戻ってきて、組長にファイルを渡した。
「……成瀬羅虎。お前の名前は羅虎だったのか」
静かにこくん、と頷いた羅虎。
「知ってたのは煌星と叶恋のふたりだけっす」
「そうか……このふたつの事件は繋がってる。そしておそらく、虎の父親は生きている」
「っ組長それまじ!?」
ずっと黙ってた葉山さんが声を上げた。
なんで羅虎のお父さんは行方不明になったんだろう。
「それを確認するためには神楽組に潜入するしかない。俺の勘だが、神楽組は仲間には情があるからな。そう簡単に手放すわけないだろ」
潜入……。
「……花園は行くことが出来ないだろう。向こうは花園の名前も顔も知ってる。行くということは死ぬということだ」
「いや、いい。俺が取ってくる」
羅虎は立ち上がると、力のない足取りで歩いて行く。
しばらくすると戻ってきて、組長にファイルを渡した。
「……成瀬羅虎。お前の名前は羅虎だったのか」
静かにこくん、と頷いた羅虎。
「知ってたのは煌星と叶恋のふたりだけっす」
「そうか……このふたつの事件は繋がってる。そしておそらく、虎の父親は生きている」
「っ組長それまじ!?」
ずっと黙ってた葉山さんが声を上げた。
なんで羅虎のお父さんは行方不明になったんだろう。
「それを確認するためには神楽組に潜入するしかない。俺の勘だが、神楽組は仲間には情があるからな。そう簡単に手放すわけないだろ」
潜入……。
「……花園は行くことが出来ないだろう。向こうは花園の名前も顔も知ってる。行くということは死ぬということだ」

