お隣のヤクザに要注意Ⅰ

なんて思ってればシュウさんと目が合って。

「……おいシュウ、お前最近俺に隠し事してるな」

「ぇ、あ、え?な、なに言ってんすか」

……意外にもシュウさんは隠し事をするのが下手なのかもしれない。

って、私も羅虎も怒られちゃうんじゃ……っ。

「俺が知らねぇとでも思ってんのか?花園も虎も、お前ら資料室に行くなら素直に俺に言え」

や、やっぱりバレてた……。

「ご、ごめんなさい組長!私、どうしても12年前のこと知りたくてふたりにお願いしてたんです」

「叶恋ちゃん……」

ぎゅっと服を掴む。

組長がどんなに止めようと、私はあそこに行きたいんだよ。

「花園、よく話聞け。資料室には別に行き来していいんだ」

「……ん、え?」

組長を見れば、ほんの少しだけ口を尖らしていて。