お隣のヤクザに要注意Ⅰ

「俺もいいんすか……!」

驚く虎にほんの少し微笑んだシュウさん。

「お前がいなくて誰がこの子守んだよアホか」

そう言われて少し喜んでる虎。

前から思ってたけど、ふたりには何か特別な関係って感じがする。

組長とはまた違って懐いてるし。

「そういや叶恋、お前もうちょっとで夏休み終わりだろ?勉強とか大丈夫なのか?」

シュウさんなんで私の夏休み期間把握してんの。

「勉強はまぁできてるよ」

「そうか。進路とか考えたのか?」

進路……。

そうだ、私来年の春には卒業だ。

一般的には私は高校3年生なわけで。

「……そういうの考えたことない」

「叶恋は俺のお嫁さんだろ?」

「なっ……」