お隣のヤクザに要注意Ⅰ

っ……。

18の俺は、シュウさんに拾われたんだ。

『なぁ……お前死ぬのか?』

『あ……?んだよてめぇ、いきなりワケわかんねーこと言ってんじゃねぇぞ』

暑い夏の夜、古びた公園で出会った俺ら。

めちゃくちゃ暑いのにスーツを着てて。

でも……普通の奴じゃないのはすぐにわかった。

そのスーツにはほんの少し血がついてて、放つオーラが只者じゃなかったから。

『質問に応えろ。今、死にてぇか?』

『うるせぇーな死にてぇよ。だったらなんだよ』

そう言い放った瞬間。

──ガッ!

『っ……!』

いきなり顔を殴られた。

俺を見るシュウさんの瞳は、普通で。

『ってぇな……いきなりなにすんだてめぇ!』