ったく、どんだけ楽しみにしてたんだこいつら。

「花園、ユイ。コテージは俺らと一緒だけど問題ないか?部屋はもちろん別だ」

「はーい問題ないでーす!」

「にしても、コテージってこんな大きいんだ」

そっか、叶恋はコテージよく知らないもんな。

大体はこんなでかくないんだが、白銀組は気に入られてるからな。

「叶恋ちゃんユイちゃん~白銀組が毎年この海に来るからってコテージでっかくしてくれたんだよ」

「「え!!白銀組すご……」」

「お前らも早く海行きたいろ?ほらまずは荷物部屋に置きに行くぞ」

俺がそう言えば、みんな荷物を持ってコテージに入った。

中に入れば相変わらずバカ広くて、2階に部屋がある。

「叶恋とユイは同じ部屋な。俺と煌星はその部屋。シュウさんと組長はこっちの部屋で」

「虎、荷物持ってくれてありがと」

「ん、早く水着に着替えてきな。下で待ってる」