お隣のヤクザに要注意Ⅰ

「っあんた……」

まさか、こいつがサラリーマンを……?

てか、なんかキャラも違うし。

「ほら、帰んぞ」

「は?ちょ、きゃっ!」

私を引っ張って黒塗りの車に乗せたこいつ。

助手席……乗るの初めて。

てかこいつ、運転できたんだ。

「家どこ?」

「なっ、ひとりで帰れるから」

「言わないなら誘拐しちゃおっかな〜」

はぁ……こいつに家なんか教えたくないけど。

「わかったよ……」

ゆっくりと車は進んだ。

「確認だけど……ヤクザなんだよね」

「白銀組って知ってる?俺そこの人間」

白銀組……?