お隣のヤクザに要注意Ⅰ

それから少ししてユイが迎えに来てくれた。

「カノー!お待たせ〜!」

「え!めっちゃ可愛いんだけど」

葉山さんがユイを見た瞬間耳を赤くさせた。

え、葉山さんまさか……。

「カノ、この人は白銀組の人?」

「あ、うん。えっと……葉山さん」

「初めまして、葉山煌星です」

握手を求めた葉山さん。

「あっ初めまして。ユイです」

ユイもにこっと微笑んで握手をした。

「あれ、虎はいないの?」

「うん、なんか用事で今日いないの」

「ラッキー!じゃあ葉山さん、また」

「叶恋ちゃんよろしくね」

私はユイの運転するバイクに乗った。

「じゃあカノ、行くよー!」