お隣のヤクザに要注意Ⅰ

葉山さん、シュウさん、組長、そして虎を見てそう言った。

みんな少し驚いたような顔してたけど、すぐに口角が上がって。

「叶恋がそう思うなら大丈夫だろうな」

「あぁ、そうだな」

安心したように微笑む葉山さん。

「花園、今日もバイトなんだろう?その若造に気を取られるのもわかるが他の組もいつどこでお前を狙うかわからない」

組長が真剣な表情で言った。

虎と一緒にいただけで狙われたんだ。

そんな私が突然白銀組に入っただけでも狙われるだろう。

「大丈夫です……常に武器は持ってるし、いざとなれば喧嘩だってできる」

「組長も俺らも心配なんだ。……お前はまだまだガキの女だからなぁ」

「うっ」

少し乱暴に頭を撫でてきたシュウさん。

ガキじゃないのに。