お隣のヤクザに要注意Ⅰ

なんて言えば虎の頬が緩んで。

「えーなにそれ俺のこと好きってこと?」

「んなわけあるか!そうじゃなくて、虎が私から目を逸らさない限り離れることなんてないもん」

私はもう、覚悟を決めてここにいるんだから。

今さら虎から離れようだなんて思わない。

「あー……ほんと勘弁してくれ」

「虎?なんで顔に手あててんの?」

「はぁ、叶恋ちゃん魔性の女だねぇ……」

「虎の先が思いやられるな」

「3歳差だけど虎の精神年齢は低いからな」

虎、なんかボロくそ言われてるけど。

とにかく伊達くんには気をつけた方がいいのかも。

「あ、虎と私別れた設定にすれば?」

「アホか!死んでも絶対無理!」

「はぁ?なんでよ」

「それは、だって……っ」

そこまで言って話すのを戸惑ってる虎。