❆叶恋side❆
それからというもの、伊達くんは会うたびに虎との関係を止めてきた。
「叶恋ちゃん、もっと周り見た方がいいって。3歳も歳上なんだよ?絶対遊ばれる」
「家が隣で別れられないなら引っ越そうよ」
とかなんとか、もう1週間はこんな感じで。
どうしてそこまでして私と虎を別れさせたいの?
いや、てか実際付き合ってるわけじゃないんだけど。
「ねえ虎、なんでだと思う?」
組長も葉山さんもシュウさんもいる白銀組のお部屋で伊達くんのことを話した。
そしたらみんな、呆れた顔で私を見てきて。
「叶恋ちゃん鈍感って言われないー?」
鈍感?
私が?
「まさか。相手が今どう思ってるとか読み取るの得意だもん」
「あちゃ〜これは無自覚だね」
それからというもの、伊達くんは会うたびに虎との関係を止めてきた。
「叶恋ちゃん、もっと周り見た方がいいって。3歳も歳上なんだよ?絶対遊ばれる」
「家が隣で別れられないなら引っ越そうよ」
とかなんとか、もう1週間はこんな感じで。
どうしてそこまでして私と虎を別れさせたいの?
いや、てか実際付き合ってるわけじゃないんだけど。
「ねえ虎、なんでだと思う?」
組長も葉山さんもシュウさんもいる白銀組のお部屋で伊達くんのことを話した。
そしたらみんな、呆れた顔で私を見てきて。
「叶恋ちゃん鈍感って言われないー?」
鈍感?
私が?
「まさか。相手が今どう思ってるとか読み取るの得意だもん」
「あちゃ〜これは無自覚だね」