「じゃあ、俺達も行くか」
「うん」
私と隼人君も並んで歩き出す。
「この山の神社、お参りしたことあるか?」
「ううん。隼人君は?」
「俺もない。何お願いしよっかな~」
真剣に考える隼人君が子供みたいでかわいかった。