恐怖と混沌の中、果てしない狂愛に包まれる。

「璃々は本当に優しいね。そうだね、一緒に寝ようか。」

 そんなことを言いながら、私の隣に横になった逢伊さん。

 ……っ!ち、近い……っ!

 その至近距離に、心臓が爆発しそうなほどドキドキと脈打っている。

 でも自分から提案したことなんだから、こんなことで恥ずかしがってちゃダメだよねっ……。

「璃々、狭くない?大丈夫?」

「だ、大丈夫ですっ……!」

 逢伊さんから突然そんなことを尋ねられ、大きな声で返してしまう。

 こ、こんなに距離が近いと……し、心臓が……。

 さっき引いてきた熱がまた再発してきて、顔が真っ赤に染まってしまう。

 逢伊さんはリンゴみたいに真っ赤になっている私を見て、クスっと笑みを漏らした。

「そんなに緊張する?顔さっきみたいに真っ赤になってるけど。」

「す、少しだけ……します。」

 私は逢伊さんの言葉に小さな声で返し、顔を見られないように両手で覆った。

 こんなみっともない顔、逢伊さんに見られたくない……。

 そんなことを思って小さく縮こまっていたその時、突然逢伊さんのほうにぐいっと体が引き寄せられた。