「璃々、寝てても良いって言ったのに……起きてたんだ。」
「な、なんとなく待っておきたくて……。」
逢伊さんはお風呂からあがってきて、私のほうに向かってきてくれた。
だけど私は半分、夢の中に入ってきてぼんやりしている。
こてんこてんと何回も首を動かし、瞬きをしぱしぱと繰り返してしまう。
ね、眠たい……。ここで寝ちゃいそう……。
そんな眠気を吹き飛ばすため、目をこすってなんとか起きようとする。
……でも、その前に逢伊さんが私のことを抱き上げた。
「へっ……!?」
「何でそんな眠たそうなのに待ってくれたの?……もう寝るよ。」
逢伊さんはそう言って、私をお姫様抱っこしながら寝室に連れていってくれた。
まどろみの中にいるからか、判断が曖昧になってきている。
ほ、本当にここで寝落ちしそう……。
だけど逢伊さんに抱っこされたまま眠ってしまうのはなんだか申し訳なくて、頑張って起きる。
そのまま逢伊さんはベッドに私を座らせ、寝室を後にしようと私に背を向けた。
「な、なんとなく待っておきたくて……。」
逢伊さんはお風呂からあがってきて、私のほうに向かってきてくれた。
だけど私は半分、夢の中に入ってきてぼんやりしている。
こてんこてんと何回も首を動かし、瞬きをしぱしぱと繰り返してしまう。
ね、眠たい……。ここで寝ちゃいそう……。
そんな眠気を吹き飛ばすため、目をこすってなんとか起きようとする。
……でも、その前に逢伊さんが私のことを抱き上げた。
「へっ……!?」
「何でそんな眠たそうなのに待ってくれたの?……もう寝るよ。」
逢伊さんはそう言って、私をお姫様抱っこしながら寝室に連れていってくれた。
まどろみの中にいるからか、判断が曖昧になってきている。
ほ、本当にここで寝落ちしそう……。
だけど逢伊さんに抱っこされたまま眠ってしまうのはなんだか申し訳なくて、頑張って起きる。
そのまま逢伊さんはベッドに私を座らせ、寝室を後にしようと私に背を向けた。