日付は12月27日…。

「うっそ…」

クリスマスに仕事してたのはそういうことだったの?

実は、クリスマス。2人で過ごしたいーって言ったんだけど、

仕事だ、と言われてその日は京佳ちゃんと遊んだんだよね

「…。」

私は嬉しくて、また泣いてしまった

その度、唯牙は慰めてくれた

「唯牙…覚えてたの?」

「大好きな彼女の誕生日、忘れるわけないだろ?ほら、泣きやめ」

「唯牙…ありがとう…嬉しい…大好き」

「良かった…実はクリスマスの日、遊べなかっただろ?お詫びとして、今日に取っておいたんだ。喜んでくれて良かった」