遠くからじぃっとわたしを見つめる瞳は、何を考えているのか分からなくて、ちょっと怖い。




「ふむ……やっぱ、年上か?」


「!! な、なな、な、なんでっ!?」


「お、当たりか。まぁ、お前みたいなやつ、リードしてくれる相手じゃないと成立しないもんな」


「うっ……」




せんせぇは冷静に分析するように、わたしの反応を観察しながら顎に触れて考え込む。




「3年でウサギが惚れそうなやつねぇ……出会いの場も考えると、ここに来るようなやつか?」


「!」ピクッ


「また当たりだな。3年の常連ってぇと、あいつとあいつ……」


「〜〜っ、か、考えないでください! 絶対だめです! 本当に本当に、せんせぇだけは!!」