私はしばらくその場から動けなかったんだ。 この時早く逃げてればこんなこと⋯。 「あれ女じゃね?」 「この時期にここくるとか襲われてーんだな」 ニヤニヤしながら男たちが近づいてくる。 「ええ!あの⋯」 後退りする。 でも、壁がっ… どうしよう、私死ぬの? 苦しんで死ぬより、このまま死んじゃった方が⋯。 もういっか…こんな人生。 お母さん…ごめんなさい。 でもね、お母さん。 諦めたはずなのに…鼻の奥がツンってするよ、 …………だれか、助けて!!