男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される

朝食を食べに食堂へ行く。

団員達が暖かく出迎えて、それぞれ挨拶をしてくれた。まだ、3日しか居ないのに皆んな良い人ばかりだとサラは居心地の良さを感じていた。

「おはよう。リューク殿、昨日相当鍛えられてたから、どうだい筋肉痛は?
初めは皆んな毎夜筋肉痛に悩まされるんだ。今日も剣術の稽古に来るか?」

大柄でいつも元気な男が、サラの腕を掴みながら話しかけてくる。

「痛っ!痛いです…、コイル少佐。
身体中、筋肉痛なのでお手柔らかに。」
苦笑いしながらサラは答える。

「この細い二の腕に筋肉が付くのはいつになるかなぁ。」

二の腕をムニムニ揉んでくるから、痛みが倍増して、サラは苦笑いしながら答える。
「僕だって1ヶ月くらい鍛えたらきっと皆さんみたいにムキムキになりますから。」
力こぶを作ってみせる。

周りの団員も一緒にどっと笑う。

「いやぁー。1ヶ月じゃ無理だろ。とにかく脂肪を付けないと筋肉も増えないからいっぱい食べろよ、少年。」