男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される

早朝、ショーン副団長は朝食も食べず黒い竜に乗ってカターナ国へ旅立った。

サラが目覚めた時には既に居なくて、何やら幹部達がバタバタ動いている事だけが気になる。
朝、迎えに来た護衛のルーカスに聞いてみる。
「何かあったんですか?皆んなバタバタしてますけど…。」

「カイル団長から朝早く招集がかかったみたいです。詳しくは僕は分からないですけど、多分リューク殿には後で団長からお話しがあるのではないでしょうか。」

昨日の今日で、出来れば顔を合わせたく無いと咄嗟に思ってしまうが、父の事で何かあったのなら知りたいと思う。

「とりあえず、朝食でも食べに行きましょう。」
「はい。」
いろいろ気になりはするけど、お腹が減るのは止められない。