男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される

「その方達はもう到着されているのですか?」

「明日の午前中には来るらしい。
その時にサラに頼みたい事があるんだ…。」
カイルが珍しく言葉を濁す。

「お父様の名誉回復の為なら何でもお手伝いします。何をすれば良いのですか?」

「ブルーノにその者達が乗って来た竜に合わせたいんだ。」

「ブルーノだけが犯人を知ってる筈だ。」
確かにブルーノはあの日、あの黒い竜にいち早く察知し回避した。

「そうですね。きっと分かると思います。」

「俺も一緒に着いて行くから安心していい。ブルーノに危害がない様、細心の注意払う事は約束する。」

「大丈夫だと思います。ブルーノはカイル様の事は信頼してますし。」
ブルーノの事も大事にしてくれるカイルはどこまでも優しい。