「ここの風呂を使って、服はこの前街で買った服でいいだろう。」
そう言って、自室にサラを連れて行きクローゼットから箱を取り出す。
「マリナの店から届いていたんだが、渡すタイミングが無くてずっと預かっていた。」
「えっ?でもスカートはまずいんじゃ無いですか?」
「もう夜も遅い。
誰も起きていないだろうし、後でボルテ公爵の部屋に行くならこの服の方が良いだろう。」
「ありがとうございます。」
素直に服を貰い、お風呂に行こうとしてふと替えの下着が無い事に気付く。
「あの…、」
「なんだ?」
「えっと…替えの下着が無いので部屋に行って取って来ます…。」
恥ずかしくて、思わず顔が赤くなる。
「は?
俺が取って来るから早く風呂へ行け。どこにある?」
「えっ⁉︎ダメです、恥ずかしいです。
私が取って来るのでカイル団長は傷口を大人しく抑えてて下さい。」
慌てて言って出て行こうとする。
「ダメだ!
その格好で外に出るな、
…服が透けてるんだよっ。」
えっ?えーーっ⁉︎
自分の姿を見てその場にうずくまる。
「もっと早く言って下さい…。」
顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
「…だから待ってろって言ってるだろ。取って来るから。」
シャツを羽織りカイルは廊下に出てってしまう。
「その方が恥ずかしいですって。」
サラは、慌てて膝掛けを被り走って追いかける。



