執務室のベランダへ降り立ったサラは、そのまま自室へ戻ろうと思い、貸してくれた軍服を脱ぎそっとソファにかける。
今さっきの事もあって気まずい空気が流れる。
ふと、カイルを盗み見るとシャツに薄っすら血が滲んでいた。
「カイル団長、大変…。血が滲んでます。傷口が開いてしまったのでは?」
慌ててカイルに駆け寄り聖水のビンの蓋を開けてハンカチを浸す。
「早く、服を脱いで下さい。傷口を塞がなくては…。」
心配顔でカイルを仰ぎ見る。
「…大丈夫だ。自分で出来るから…
サラは早く風呂へ入って温まった方がいい。」
人の事には過敏な程心配するくせに、自分の事となると無頓着過ぎるとサラは思う。
「私は後でも大丈夫です。
早く脱いで下さい。自分で脱がないのなら脱がせちゃいますよ。」
怒り顔でそう言うと、仕方が無いと言う風にため息を付いて脱ぎ出す。
「カイル団長は、自分の事に無頓着過ぎます。もっと自分を労って下さい。」
「それは、貴方にも言えるのだが…
雨の中無鉄砲に飛び出して、どれだけ心配したと思っている。」
カイルから思わぬ反撃をされてウッとなる。
「ご、ごめんなさい…。」
シュンとして俯く。
今さっきの事もあって気まずい空気が流れる。
ふと、カイルを盗み見るとシャツに薄っすら血が滲んでいた。
「カイル団長、大変…。血が滲んでます。傷口が開いてしまったのでは?」
慌ててカイルに駆け寄り聖水のビンの蓋を開けてハンカチを浸す。
「早く、服を脱いで下さい。傷口を塞がなくては…。」
心配顔でカイルを仰ぎ見る。
「…大丈夫だ。自分で出来るから…
サラは早く風呂へ入って温まった方がいい。」
人の事には過敏な程心配するくせに、自分の事となると無頓着過ぎるとサラは思う。
「私は後でも大丈夫です。
早く脱いで下さい。自分で脱がないのなら脱がせちゃいますよ。」
怒り顔でそう言うと、仕方が無いと言う風にため息を付いて脱ぎ出す。
「カイル団長は、自分の事に無頓着過ぎます。もっと自分を労って下さい。」
「それは、貴方にも言えるのだが…
雨の中無鉄砲に飛び出して、どれだけ心配したと思っている。」
カイルから思わぬ反撃をされてウッとなる。
「ご、ごめんなさい…。」
シュンとして俯く。



