男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される

執務室に戻り、サラが作ったクッキーを食べながら事務仕事をする。

忙しくしていないとサラの事を考えてしまいそうだ。

窓から空を見上げ青い竜を探す。

深く、ため息を吐いて仕事に戻る。
いつも最前線で戦うカイルにとって待つと言う事は今まで無く、苦痛でしか無い。

サラ、無事でいてくれと祈るばかりだ。

そんな時間を何度も繰り返して、夜が更けてゆく。

食事をする気持ちにもなれず、ひたすら机仕事に没頭し、クッキーだけを口にする。