静かに広場に降り立つ。
出迎えの当直警備員が労いの言葉と、リューク殿からだと冷えたレモネードが帰還した団員に配られる。
サラの気配りに心が温かくなるのを感じる。
サッパリしたレモンの酸っぱさと、甘さが体に染み渡るようで一気に飲み干し、やっと帰って来れたと安堵する。
「リューク殿は、一刻程前まで一緒に待っていたのですが、さすがに疲労が目に見えて…
先に休むようお願いしてやっと部屋に戻られました。
もしかしたらまだ起きてるかもしれません。」
「そうか…分かった。
今夜は解散してそれぞれ休息をとってくれ、明日は休暇で構わない。
皆ご苦労だった、お疲れ様。」
「はっ。」
団員15人中、負傷者5名、竜の負傷は三頭、傷も浅く、サラの聖水のおかげで皆大事には至っていない。



