男装令嬢は竜騎士団長に竜ごと溺愛される

翌朝早くカイルは15名の竜騎士団をきひいて飛び立つ。

サラもカーテンの隙間からそっと見送った。

どこかで戦や揉め事があれば最前を切って出向くのが、彼らの日常なんだと今更ながら理解した。

カイルはいつも、明日もしかしたら死ぬかもしれないと言う覚悟を持って日々を生きている。 
 
昨日町へ行った時、既に出発は決まっていたんだろうか。屈託なく笑うカイルが思い出される。
私がカイル団長に出来る事はなんだろう?

癒しを与えてあげられただろうか?
気休めぐらいにはなった?

どうかみんな無事に帰って来てと祈りを捧げるしかなかった。