私、一夜の順番でシャワーを浴びる。
「真湖ちゃん、素っぴんでも可愛いね」
部屋をベッドサイドの間接照明をぼんやりと灯したくらいの暗さにし。
ベッドの上、私は一夜に押し倒されている。
前回はバスタオルだけだったが、今回は私も一夜もバスローブを着ている。
そして、今回は髪も洗ったので、メイクも落とした。
「裸見られるより、恥ずかしいかも…」
それはないにしろ、それくらい素っぴんを見られるのはまだ恥ずかしいな。
そう思っていると、一夜は、キスを私に落として来る。
何度しても、一夜とのキスは気持ち良い。
一夜の唇が、段々と下に降りて来て、私の首筋を舐める。
「んっ…」
それに、声が漏れた。
一夜の手が、バスローブの上から私の胸に触れ始め、次第に形が変わるくらいに揉まれる。
そして、バスローブを開かれ、私の胸に一夜は顔を埋め出した。
手で触れられていない方の、右側の胸を口に含まれ、
先端に感じる、一夜の舌のヌルリと動く感覚。
段々と理性がふっ飛んで、声が出ていた。
さらにバスローブを開かれ、一夜の手が私のウエストを撫で、
下に降りて行く。
太股を撫でられ、股の間にその手が入り込んで来る。
その場所を触られた瞬間、足に力が入り、閉じようとすると。
一夜は私の下半身の方へと行き、私の両足を少し持ち上げるように開いた。
「一夜、ちょっと待って、恥ずかしい…」
「真湖ちゃんの恥ずかしがる所が見たくて、やってるから。
真湖ちゃん凄い濡れてるの、暗くてもよく見える」
そうクスクスと笑うと、私の両足の間に顔を埋めて、その場所を舐め始めた。
なんとも言えない、卑猥な水音が静かな部屋に広がる。
こんな事なら、テレビか何か音が出るものをつけていれば良かった。
舌だけじゃなく、一夜の指が私の中へとゆっくりと入って来ていて、その動きに合わせたように、声が出てしまう。



