クリスマスのイブはそうやって一夜と高級なホテルのプラチナスウィートで過ごし。
クリスマスの今日も、私は一夜の自宅に泊まる。
「毎年、クリスマスの夕方にサンタが来るんだよね?」
一夜がそう言って現れたのは、
一夜の親友の一枝さん。
「ナガやん、久しぶり!」
「いっちゃん、彼女出来てから全然俺と会ってくれないから、寂しかったよ」
一枝さんは、一夜の部屋に入って来ると、有名なフライドチキンが入っていると思われるビニール袋を、
テーブルに置いた。
そして、ソファーに座ると、ネクタイを緩めている。
一枝さんは、今日は仕事だったのかな?
「あ、今年もフライドチキンありがとう!
なんかね、毎年クリスマスの夜はナガやんと過ごすのが恒例になってるんだよね」
一夜は嬉しそうに、ソファーに座る。
なんとなく、私も一夜の隣に腰を下ろす。
「あの、私邪魔じゃない?」
親友との恒例イベントに、私が居て。
「全然。どう考えても、邪魔なのはナガやんだし」
「だよね。だって俺、二人の邪魔しに来たから」
一枝さんがそう言うと、二人はケラケラと笑い転げていて。
相変わらず、仲良しな二人だな、と思う。
「でも、一枝さんは彼女居ないのですか?」
多分、独身なのだとは思うけど。
「え?真湖ちゃんそれ訊いちゃう?」
一枝さんはそう笑うと、居ないんだよね、って言う。
「一枝さん、モテそうですのにね?」
「困るくらいモテるんだけどね。
それと彼女が出来ないのは、また違うんだよ」
やはり、モテるのはモテるんだな。
この人けっこう格好いいし、大きな会社の社長だし。
クリスマスの今日も、私は一夜の自宅に泊まる。
「毎年、クリスマスの夕方にサンタが来るんだよね?」
一夜がそう言って現れたのは、
一夜の親友の一枝さん。
「ナガやん、久しぶり!」
「いっちゃん、彼女出来てから全然俺と会ってくれないから、寂しかったよ」
一枝さんは、一夜の部屋に入って来ると、有名なフライドチキンが入っていると思われるビニール袋を、
テーブルに置いた。
そして、ソファーに座ると、ネクタイを緩めている。
一枝さんは、今日は仕事だったのかな?
「あ、今年もフライドチキンありがとう!
なんかね、毎年クリスマスの夜はナガやんと過ごすのが恒例になってるんだよね」
一夜は嬉しそうに、ソファーに座る。
なんとなく、私も一夜の隣に腰を下ろす。
「あの、私邪魔じゃない?」
親友との恒例イベントに、私が居て。
「全然。どう考えても、邪魔なのはナガやんだし」
「だよね。だって俺、二人の邪魔しに来たから」
一枝さんがそう言うと、二人はケラケラと笑い転げていて。
相変わらず、仲良しな二人だな、と思う。
「でも、一枝さんは彼女居ないのですか?」
多分、独身なのだとは思うけど。
「え?真湖ちゃんそれ訊いちゃう?」
一枝さんはそう笑うと、居ないんだよね、って言う。
「一枝さん、モテそうですのにね?」
「困るくらいモテるんだけどね。
それと彼女が出来ないのは、また違うんだよ」
やはり、モテるのはモテるんだな。
この人けっこう格好いいし、大きな会社の社長だし。



