一夜は私を、早瀬さんの車の後部席に連れ込むと、扉を閉めた。
車の中はライトが消え暗くなるけど、外は公園の外灯で少し明るい。
早瀬さん達はこの車に背を向けているけど、こちらからは見えている。
一夜は私をシートに寝かせると、身を私に乗せて来る。
一夜の香水の匂いがして、その匂いに胸が詰まる。
やはり私はこの人が好きなのだと感じた。
一夜は私に腹を立てていても、私に優しく触れる。
室内ではないから私がなるべく恥ずかしくないよう気遣ってくれているのか、私の衣服は脱がさない。
一夜はズボンと下着を下ろすと、私の足を広げ、パンツを少しずらして私の中へと入って来た。
車が狭いのか、裸じゃないからしにくいのか、
ぎこちなく一夜は腰を動かしている。
「一夜、私は一夜が好き…」
本当に、この人だけが好きなのだと思った。
「真湖ちゃん。俺も好きだよ。
もう絶対に、本堂と二人で会わないで」
「うん…」
一夜は暫く腰を動かすと、私の中で果てた。
一夜がゴムを着けないでしたのは、今が初めて。
一夜はまだ私の中に居て、そのまま私の体を強く抱き締めて来る。
「…嫉妬深くてごめん。
俺ので、洗い流してしまいたかった…」
「ううん…。いいよ」
昌也がホテルから出て行った後。
バスルームに行きすぐにシャワーで洗い流したけど、
それでも、昌也のものがまだ自分の中に残っているような感覚があって、嫌だった。
今は、一夜のものが自分の中で溢れている感覚がして。
それが、嬉しいような気がしてしまう。
「真湖ちゃん、病院に行こう?」
「…病院?」
「本堂でも俺でも、妊娠したら困るでしょ?」
「…そうか」
よくは知らないけど、避妊に失敗したら、アフターピルで妊娠を防げるのか。
一夜に言われる迄、それが思い付かなかった。
「うん…。病院に行く。
妊娠したら困る…」
一夜の子供ならば、妊娠しても構わないと思っているけど。
きっと、それは口に出したらいけないのだろう。
車の中はライトが消え暗くなるけど、外は公園の外灯で少し明るい。
早瀬さん達はこの車に背を向けているけど、こちらからは見えている。
一夜は私をシートに寝かせると、身を私に乗せて来る。
一夜の香水の匂いがして、その匂いに胸が詰まる。
やはり私はこの人が好きなのだと感じた。
一夜は私に腹を立てていても、私に優しく触れる。
室内ではないから私がなるべく恥ずかしくないよう気遣ってくれているのか、私の衣服は脱がさない。
一夜はズボンと下着を下ろすと、私の足を広げ、パンツを少しずらして私の中へと入って来た。
車が狭いのか、裸じゃないからしにくいのか、
ぎこちなく一夜は腰を動かしている。
「一夜、私は一夜が好き…」
本当に、この人だけが好きなのだと思った。
「真湖ちゃん。俺も好きだよ。
もう絶対に、本堂と二人で会わないで」
「うん…」
一夜は暫く腰を動かすと、私の中で果てた。
一夜がゴムを着けないでしたのは、今が初めて。
一夜はまだ私の中に居て、そのまま私の体を強く抱き締めて来る。
「…嫉妬深くてごめん。
俺ので、洗い流してしまいたかった…」
「ううん…。いいよ」
昌也がホテルから出て行った後。
バスルームに行きすぐにシャワーで洗い流したけど、
それでも、昌也のものがまだ自分の中に残っているような感覚があって、嫌だった。
今は、一夜のものが自分の中で溢れている感覚がして。
それが、嬉しいような気がしてしまう。
「真湖ちゃん、病院に行こう?」
「…病院?」
「本堂でも俺でも、妊娠したら困るでしょ?」
「…そうか」
よくは知らないけど、避妊に失敗したら、アフターピルで妊娠を防げるのか。
一夜に言われる迄、それが思い付かなかった。
「うん…。病院に行く。
妊娠したら困る…」
一夜の子供ならば、妊娠しても構わないと思っているけど。
きっと、それは口に出したらいけないのだろう。



