わたしの推しはオオカミ王子さま



一瞬で変わる。りっくんの目が、パッて。

夢だって結論づけた昨日の様子のおかしいりっくんと、同じ。



あの夢の時の"光が灯ってない"わけではないけれど、何かこう……獲物を狙っているような鋭い目で。吸い込まれそうだ。間違いなく、いつものりっくんではないの。




「隙だらけで、無防備で、ね。襲われても文句言えないよ?」


「な、何言ってるの……りっくん」


「……りっくん、じゃなくてさ」