魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

「その代わり、あたしは絶対に鈴蘭の隣に座る……」


「鈴ちゃんの隣は夜明の特等席だけど……もう片方の隣なら空いてるからいいかな?」


 確認を取るように、夜明さんを見た百虎さん。


「……好きにしろ」


「それじゃあ決まり。みんなまたねお昼休みにね」


 や、やったっ……嬉しい……。


 だけど……いいのかな?


 夜明くんたちがいなくなってから、美虎ちゃんのほうを見る。


「美虎ちゃん、本当によかったの……?」


 あれだけ嫌がっていたのに……なんだか、強要させたみたいになっちゃった……。