「薫、来月帰って来るんだって?よかったねぇ!」 「うん!!帰国パーティー開こうねっ」 もう浮かれまくりだ。 ヤバイヤバイ。 考えただけで顔がにやける。 そんな時だった。 「そろそろお昼だし中庭でたべよっか」 「う―…『きゃぁぁぁっ!』」 騒ぎ声が私の声を掻き消した。 なんだ――…!? .