沢本君から告白された日から何故か、沢本君が話しかけてくるようになった。
挨拶をしてくれるのは変わらないんだけど、何かと手伝ってくれたりいろんな話をしてくれたり……と沢本君といる時間が増えた。
沢本君と話してるのは確かに楽しい。だけど、そのせいで水樹君と最近話せなくなってしまった。
今までは一日に一回会話を必ずしてたのに、最近はそれができなくなってしまっている。
寂しいな、と考えるけどそうしたら話してくれている沢本君に失礼だよね。
それにきっと、水樹君は私のことなんて気にしてないだろうし……別に大丈夫。
「……さん、咲間さん?」
「……っ、どうしたの?」
考え事に耽りすぎて何にも聞いてなかった……。
水樹君のことは考えないようにしてるのに、気付いたら考えてしまっている。
重症だな、と考えつつも私は笑顔を取り繕って聞き返した。
「いや、ぼーっとしてたからどうしたのかなって。」
はい、沢本君の言うようにぼーっと考え事してました……。
なんて言えるはずなく「何でもないよ?」と平然と返す。
挨拶をしてくれるのは変わらないんだけど、何かと手伝ってくれたりいろんな話をしてくれたり……と沢本君といる時間が増えた。
沢本君と話してるのは確かに楽しい。だけど、そのせいで水樹君と最近話せなくなってしまった。
今までは一日に一回会話を必ずしてたのに、最近はそれができなくなってしまっている。
寂しいな、と考えるけどそうしたら話してくれている沢本君に失礼だよね。
それにきっと、水樹君は私のことなんて気にしてないだろうし……別に大丈夫。
「……さん、咲間さん?」
「……っ、どうしたの?」
考え事に耽りすぎて何にも聞いてなかった……。
水樹君のことは考えないようにしてるのに、気付いたら考えてしまっている。
重症だな、と考えつつも私は笑顔を取り繕って聞き返した。
「いや、ぼーっとしてたからどうしたのかなって。」
はい、沢本君の言うようにぼーっと考え事してました……。
なんて言えるはずなく「何でもないよ?」と平然と返す。