その一件があってから、姫奈は普通に教室でも話しかけてくれるようになった。
姫奈曰く、話しかけるタイミングが見つからなかったらしい。
だから保健室に俺がいることに、チャンスだと思ったらしかった。
姫奈は可愛くて愛嬌があって凄く良い性格をしてるから男子にも女子にも人気なのに、本人は全くそれに気付いていない。
無自覚なのか、鈍感なのか……。
だけど人の感情には人一倍敏感で困っている人がいたらいつもすぐに話しかけていた。
それは俺にも、だった。
話している時、いつも体調のことを優先して考えてくれるし俺だけを見てくれている。
そんな優しくて素敵な姫奈に……いつの間にか惹かれていた。
好きだと自覚したのははっきりと分かっていない。
でも姫奈のことは……誰よりも好きな自信があった。
だから、姫奈と二人きりになれる時を狙っていた。
まぁ結局、熱を出してしまったら意味がないんだけど。
だけど姫奈と二人きりだということが嬉しすぎて……勢いで思わず押し倒してしまった。
姫奈曰く、話しかけるタイミングが見つからなかったらしい。
だから保健室に俺がいることに、チャンスだと思ったらしかった。
姫奈は可愛くて愛嬌があって凄く良い性格をしてるから男子にも女子にも人気なのに、本人は全くそれに気付いていない。
無自覚なのか、鈍感なのか……。
だけど人の感情には人一倍敏感で困っている人がいたらいつもすぐに話しかけていた。
それは俺にも、だった。
話している時、いつも体調のことを優先して考えてくれるし俺だけを見てくれている。
そんな優しくて素敵な姫奈に……いつの間にか惹かれていた。
好きだと自覚したのははっきりと分かっていない。
でも姫奈のことは……誰よりも好きな自信があった。
だから、姫奈と二人きりになれる時を狙っていた。
まぁ結局、熱を出してしまったら意味がないんだけど。
だけど姫奈と二人きりだということが嬉しすぎて……勢いで思わず押し倒してしまった。

