Rain shadow─偽りのレヴェル─





「こ、来ないで……、」


「深雨…?どうしたんだよ、」


「わたしの名前を…呼ばないで……っ」



あいつは俺をずっと馬鹿にしてたんだ。
────────────────────
Rain shadowだって俺が作ったんだ、俺だけの力で作ったのに、、、
────────────────────
それなのに俺からぜんぶのものを奪って、何食わぬ顔で生きてる。
────────────────────



お兄ちゃん、やっと、ここまできたよ。

遅くなっちゃってごめんね。

たくさんたくさんゆっくりしすぎたみたいで。



だから殺したい。
殺したい殺したいころしたい、殺したい、
────────────────────
でも俺はあいつには何ひとつ勝てるものを持ってないから。
────────────────────
俺は久遠 綾羽を許さない。
────────────────────
あいつが俺を殺したんだ、俺は自殺じゃない、あいつに殺された。
────────────────────



見つけた、やっと見つけた。

憎んで恨んで妬んできた、わたしたち兄妹の復讐の先。


それがこんな近くにあったなんて。