「美しい……と言えばそうだな。たった一晩しか咲かない花のような、月明かりにも似た儚い雰囲気の人だ」
剣と馬ばかりにかまけてきた幼馴染にはまったく似合わない詩的な表現に、アルドははっきりと嫌な顔をする。
「お前の口からそんな言葉を聞くのは嫌だな。パーティーでもその調子だったら、集まったご令嬢をひとり残らず持ち帰れそうだ」
「品がないぞ、アルド」
「事実だろう?」
アルドが身を乗り出して、先日からずっと様子のおかしいグランツを覗き込む。
剣と馬ばかりにかまけてきた幼馴染にはまったく似合わない詩的な表現に、アルドははっきりと嫌な顔をする。
「お前の口からそんな言葉を聞くのは嫌だな。パーティーでもその調子だったら、集まったご令嬢をひとり残らず持ち帰れそうだ」
「品がないぞ、アルド」
「事実だろう?」
アルドが身を乗り出して、先日からずっと様子のおかしいグランツを覗き込む。

