「ですが、団長も妙だと思っているでしょう? あのアルド殿下が、団長以外の人間をケベクに行かせますか?」
トーレイの言葉はもっともで、グランツも突然の伝令には困惑していた。
しかし書状に記されたリンデン王家の紋章は何度も見たものだったし、アルドの署名もあったのだ。
「俺たちは今まで通りに働くだけだ」
グランツは答えを避けて言い、トーレイに向かって苦笑した。
「明日は早い。よく休んでおけ」
「皆にも伝えておきます」
「ああ、頼む。間違っても酒盛りなどさせるなよ」
トーレイの言葉はもっともで、グランツも突然の伝令には困惑していた。
しかし書状に記されたリンデン王家の紋章は何度も見たものだったし、アルドの署名もあったのだ。
「俺たちは今まで通りに働くだけだ」
グランツは答えを避けて言い、トーレイに向かって苦笑した。
「明日は早い。よく休んでおけ」
「皆にも伝えておきます」
「ああ、頼む。間違っても酒盛りなどさせるなよ」

