ステップも踏まず、ただ身体を揺らすだけのダンスをしていたシエルは、グランツの肩口を掴んで背伸びをした。
形のいい唇がグランツの頬に触れて、すぐ離れていく。
「いつも私ばかりされている気がするので、普段のお返しに」
せっかく踊っていたのに、グランツの足が止まってしまった。
月明かりの下でもはっきりわかるほど、顔が赤くなっている。
「あまりかわいらしいことをしないでくれ……」
突然のキスに悶えたグランツが彼女の頬に顔を寄せようとするも、その前にはっとした様子で素早くシエルの身体を自身の背に庇った。
その直後に現れたのは、シエルにとっても馴染みのある女性だった。
形のいい唇がグランツの頬に触れて、すぐ離れていく。
「いつも私ばかりされている気がするので、普段のお返しに」
せっかく踊っていたのに、グランツの足が止まってしまった。
月明かりの下でもはっきりわかるほど、顔が赤くなっている。
「あまりかわいらしいことをしないでくれ……」
突然のキスに悶えたグランツが彼女の頬に顔を寄せようとするも、その前にはっとした様子で素早くシエルの身体を自身の背に庇った。
その直後に現れたのは、シエルにとっても馴染みのある女性だった。

