「言えるか。本当に誘惑の魔法にかかっていたら、どうしようもない。だから俺が見極めねばと思っていたのに……。なんで俺の前でいちゃつくくせに、まだベッドに誘っていないんだ?」
「アルド!」
シエルが飛び上がるほどの勢いで怒鳴ったグランツは、咄嗟に彼女の耳を手で押さえた。
「品のない話を聞かせるな!」
「誰も聞けないだろうから、代わりに聞いてやったんだ。むしろお前は手が早いほうだと思っていたんだぞ。戦場では誰よりも早く先陣を切るくせに、女性が相手だと防戦一方になるのか?」
「それ以上続けるなら、シエルを連れて帰るからな」
「わかったわかった。真面目な話をすればいいんだろう」
「アルド!」
シエルが飛び上がるほどの勢いで怒鳴ったグランツは、咄嗟に彼女の耳を手で押さえた。
「品のない話を聞かせるな!」
「誰も聞けないだろうから、代わりに聞いてやったんだ。むしろお前は手が早いほうだと思っていたんだぞ。戦場では誰よりも早く先陣を切るくせに、女性が相手だと防戦一方になるのか?」
「それ以上続けるなら、シエルを連れて帰るからな」
「わかったわかった。真面目な話をすればいいんだろう」

