シエルはアルドに連れられて、城の上階へと向かった。
先ほど彼女がいた部屋よりもずっと立派な扉が目の前で開かれると、そこにしばらく会っていなかった男の姿がある。
「グランツ様!」
彼女より先を歩いていたアルドが止める間もなく、シエルは王子の部屋で待っていたグランツに駆け寄った。
「シエル……!?」
座っていたグランツが立ち上がり、腕の中に飛び込んできたシエルを慌てて抱きとめる。
シエルはグランツの背中に腕を回して、広い胸に顔を押し付けた。
呼吸もままならないほど泣くシエルを、グランツは真っ赤になりながらなだめる。
先ほど彼女がいた部屋よりもずっと立派な扉が目の前で開かれると、そこにしばらく会っていなかった男の姿がある。
「グランツ様!」
彼女より先を歩いていたアルドが止める間もなく、シエルは王子の部屋で待っていたグランツに駆け寄った。
「シエル……!?」
座っていたグランツが立ち上がり、腕の中に飛び込んできたシエルを慌てて抱きとめる。
シエルはグランツの背中に腕を回して、広い胸に顔を押し付けた。
呼吸もままならないほど泣くシエルを、グランツは真っ赤になりながらなだめる。

