なぜか干した果物がたっぷり入ったパンを与えられたシエルは、よくわからないままお腹を満たし、今度は彼女の爪を磨き始めたメイドたちに恐る恐る質問した。
「どうして私、こんなことになっているのでしょう?」
「ええ? 私たちも知りませんよ?」
シエルと同じくらい、メイドたちもきょとんとした顔になる。
「ただね、カセル騎士団の副団長様が連れてきた方だっていうから」
「見られるようにしてくれって頼まれたのよね」
「殿下にお目通りするんでしょ? つまりそういうお方なのよ、この人は」
「ああ、そういう?」
質問したにもかかわらず、シエルの疑問はなにも解決しない。
(殿下……)
「どうして私、こんなことになっているのでしょう?」
「ええ? 私たちも知りませんよ?」
シエルと同じくらい、メイドたちもきょとんとした顔になる。
「ただね、カセル騎士団の副団長様が連れてきた方だっていうから」
「見られるようにしてくれって頼まれたのよね」
「殿下にお目通りするんでしょ? つまりそういうお方なのよ、この人は」
「ああ、そういう?」
質問したにもかかわらず、シエルの疑問はなにも解決しない。
(殿下……)

