気の置けない友人に向けるものではなく、この国を担う未来の王としての表情だった。
グランツはアルドの視線を受け止めてからうなずき、ふと微笑する。
「なんだ?」
「いや、彼女の魔法に狂わされているならそれもいいと思ってな。あんなに部下がいた中で、俺を選んでくれたということだろう? 運命的なものを感じる」
「人が真面目な話をしているのに、お前……」
心なしかうれしそうにしているグランツを見て、アルドが天を仰ぐ。
グランツはアルドの視線を受け止めてからうなずき、ふと微笑する。
「なんだ?」
「いや、彼女の魔法に狂わされているならそれもいいと思ってな。あんなに部下がいた中で、俺を選んでくれたということだろう? 運命的なものを感じる」
「人が真面目な話をしているのに、お前……」
心なしかうれしそうにしているグランツを見て、アルドが天を仰ぐ。

